青に彩 ao-ni-sai 会場レポート

こんにちはMake-Senseです。現在開催中の芸術地域デザイン学部1年生6名によるグループ展「青に彩」の会場レポートをお届けします。



|グループ展「青に彩」とは

佐賀大学芸術地域デザイン学部1年生の6名が集まり企画したグループ展です。



会期:2021年9月19日(日)〜2021年9月25日(土)

時間:11:30~14:30、17:00~19:00

入場料:無料

会場:喫茶ヤク 佐賀市天神町2丁目1番51号


|作家・作品紹介

6人のメンバー(敬称略)

 園田一馬・はやしださよこ・安田れいこ

 野間はるあき・mikazuki marimo・yoshino takehiro


印象に残った作品

1|「out」園田一馬

赤い背景に人物が一人描かれていて、横にマスクが貼り付けられていました。人とマスクがセットであることが普通になっていると改めて思いました。


2|「現代っ狐」yoshino takehiro(写真右)

私自身が狐が好きということもありますが、タイトルがなんとも言えない惹かれるものがありました。そして、購入を考えた時にちょうど他の方が買われていました…、残念。


3|「彩」野間はるあき(写真左)

各5cmほどのキューブ状の木材たちに勢いを感じさせるペイントがされていて、1つ100円で購入が可能です。同じものはなく、この値段なら1つ買ってみようかなと思わせるものでした。


|その他情報

食事は11:30~14:30のみとのことでしたが、会期中は17:00~19:00もオーダーすることができます。私は夕方に会場を訪れ、美味しいキーマカレーを頂きました。


食事のメニュー表は、本会期中、日替わりで「青に彩」の参加メンバーが描いているそうです!取材日の9月20日は野間はるあきさんとyoshino takehiroさんの合作でした。かわいらしい感じですね。



|インタビュー

今回、「青に彩」に作品を出している学生2人と会場である喫茶ヤクの店主の方にインタビューをしました。こちらも是非ご覧ください。


グループ展参加メンバー:野間さんと吉野さん

この企画展を行おうと思ったきっかけは、代表である園田さんが何かしようと思い、作品を販売したいということでこの6名が集まったそうです。


実際開催してみて、「佐賀大学内ではなく学外で、一般の方が来られる場所に自分の絵や作品が展示されているのことや、もしかしたら購入してもらえるかもしれないことがとても新鮮。」、「自分は大きな作品を作るが、持ち運びや場所の確保が大変で、需要がないことを知った。もう少し商品っぽいステッカーなどを作ってみようと思う。」と話してくださいました。


お二人ともポストカードのような作品は売れるが、額に入ったような絵や大きさがある作品を販売するのは難しい、なかなか買ってもらえないとおっしゃっていました。


喫茶ヤク店主:西村さん

「今回の「青に彩」に参加している6人全員が将来絵描きになることはないだろうが、(制作や展示、販売の)回数を重ねることで絵を描くことを生業にする人が増えるかもしれない。絵の消費者として佐賀で活動する人が増えることは嬉しい。」と喫茶ヤクの店主で絵が好きだという西村さんはおっしゃっていました。


「今、絵描きとしてやっている人でも、バイト等で働いてそのお金で絵を描いている人が多いだろう。やはり絵は売れない、絵で生きていくのは難しい。そもそも“絵を買う”習慣が一般の人にはない。例として、花を生けるための花瓶は一般家庭で平均2000円代であり、その花瓶すら買わないようになってきているらしい。そこで今回の展示主催者である園田くんに「2000円代ほどの作品を作れる学生がいるか」と西村さんが聞くと『いると思う。』と答えた。」そうして、このくらいの手の届く値段設定になったそうです。


|感想

今回の「青に彩」を通して、絵を描き販売をするという過程の難しさを知りました。「一般に絵を買う習慣がない」、「作家の価格設定が適当か否か」、「販売する場所・機会がない」などの問題で作品を作っても売れないこともあるようです。作家が購入者が手に取りやすい作品を作ることや、購入者が作家を知る場所を設け、絵を購入・展示することのハードルを下げることなど、作品販売の方法を工夫することが重要であると思いました。


「青に彩」では 数百円や1000円〜3000円ほどの作品も多く、これだという絵に出会えるかもしれません。穏やかな空気の流れるどこか懐かしいような喫茶ヤクに、一度足を運んでみてはいかかがですか?


文責:坂田


 

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